稲船敬二(いなふね けいじ) 「ロックマン」シリーズ「鬼武者」シリーズ「デッドライジング」シリーズ等数多くのゲームを産み出してきたゲームクリエイター。
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世界との差とは?
先日、E3(ロサンゼルス)から帰ってきた。
ちょっと長めに行ってたから、とても疲れた。
コンセプトって会社を作ってから初のE3だったんで新鮮なとこいっぱいあったよ。
まず、とにかくいろんな人が声をかけてくれる。
カプコン時代も海外に行くと声がかかるんだけど、なんか感覚的には数倍多かったな。
いろんなとこで「KEIJI」って呼びとめられる。
さすがアメリカ、ファーストネームで呼び捨てだよ。
大抵は写真を一緒に撮るか、握手、サイン、そう「ファン」って人たちだ。
アメリカは「MEGAMAN」が大好きな人が多くて、子供のころ遊んでくれた人がもう30歳超えてゲーム業界関係者になってたりするからね。
ああ、アメリカだけではなく、南米なんかのプレスも多くて、今回はペルーのメガマンファンがいた。
チリやアルゼンチン、ブラジル、メキシコ、沢山のメガマンファンと写真を撮ったよ。
しかし、嬉しいもんだ。
子供の頃に夢中になったゲームを今でも好きで、そのゲームと同じように開発者の俺を好きでいてくれる。
本当に喜んでくれてる姿を見ると、なんか俺って良いことしてきたんだなぁって思えて生きてて良かったって思うよ。
誰かの役に立てたり、誰かに影響を与えることが出来るって素晴らしいと思える。
しかも、俺が行ったことのない国の人たちにも俺たちが作ったゲームで繋がっているなんて素晴らしい。
言葉も文化も何もかも違う人たちにも「俺の思い」は伝わるもんなんだね。
今回、また大きな「自信」をつけることが出来たよ。
世界中の人々に楽しんでもらえる「ゲーム」をまだまだ作っていかないとね。
世界中のゲームファンは「面白い日本のゲーム」に期待しているからね。
最近ずっと裏切ってはきてるけど、彼らは期待している。 「復活」を心待ちにしている。
だから、俺たちは彼らの期待に応えるために努力しなければいけない。
絶対に諦めてはいけないと俺は思うよ。
でも今回、日本のゲーム関係者は「世界とのレベル差」に圧倒され、打ちのめされて帰ってきたんじゃないかな?
昨年もそんな声を耳にしたが、今年もそんな気がする。
各、ゲーム会社は「原因と対策」そんな会議や打ち合わせがいっぱい行われる気がする。
でも、間違った考え方が広まらないことを祈るよ。
日本の「技術力」や「企画力」、「調整力」、「発想力」、どれをとっても決して「劣っている」とは思わない。
逆に優れたとこがいっぱいある。
じゃあ何故こんなにも「根本」の違いを感じるくらい「大差」があるのか?
日本のゲーム会社に突きつけられた「難問」
この「難問」を解かない限り「日本のゲームの未来」は無いのかもしれない。
面白い時代だけど、コンシューマゲームにとっては大きな試練だよね。
まあ、頭を使わなきゃってことだ。
今の時代に求められているゲームが何なのか?どうすれば実現できるのか?
決して身近な分かりやすいものに責任を押し付け「原因」にしないでほしい。
何度も言うが、日本の「技術」「企画」「発想」は決して劣ってはいないから。
試練を乗り越え、「日本のゲーム復活」を目指して行きたいね、やっぱり。
ちょっと長めに行ってたから、とても疲れた。
コンセプトって会社を作ってから初のE3だったんで新鮮なとこいっぱいあったよ。
まず、とにかくいろんな人が声をかけてくれる。
カプコン時代も海外に行くと声がかかるんだけど、なんか感覚的には数倍多かったな。
いろんなとこで「KEIJI」って呼びとめられる。
さすがアメリカ、ファーストネームで呼び捨てだよ。
大抵は写真を一緒に撮るか、握手、サイン、そう「ファン」って人たちだ。
アメリカは「MEGAMAN」が大好きな人が多くて、子供のころ遊んでくれた人がもう30歳超えてゲーム業界関係者になってたりするからね。
ああ、アメリカだけではなく、南米なんかのプレスも多くて、今回はペルーのメガマンファンがいた。
チリやアルゼンチン、ブラジル、メキシコ、沢山のメガマンファンと写真を撮ったよ。
しかし、嬉しいもんだ。
子供の頃に夢中になったゲームを今でも好きで、そのゲームと同じように開発者の俺を好きでいてくれる。
本当に喜んでくれてる姿を見ると、なんか俺って良いことしてきたんだなぁって思えて生きてて良かったって思うよ。
誰かの役に立てたり、誰かに影響を与えることが出来るって素晴らしいと思える。
しかも、俺が行ったことのない国の人たちにも俺たちが作ったゲームで繋がっているなんて素晴らしい。
言葉も文化も何もかも違う人たちにも「俺の思い」は伝わるもんなんだね。
今回、また大きな「自信」をつけることが出来たよ。
世界中の人々に楽しんでもらえる「ゲーム」をまだまだ作っていかないとね。
世界中のゲームファンは「面白い日本のゲーム」に期待しているからね。
最近ずっと裏切ってはきてるけど、彼らは期待している。 「復活」を心待ちにしている。
だから、俺たちは彼らの期待に応えるために努力しなければいけない。
絶対に諦めてはいけないと俺は思うよ。
でも今回、日本のゲーム関係者は「世界とのレベル差」に圧倒され、打ちのめされて帰ってきたんじゃないかな?
昨年もそんな声を耳にしたが、今年もそんな気がする。
各、ゲーム会社は「原因と対策」そんな会議や打ち合わせがいっぱい行われる気がする。
でも、間違った考え方が広まらないことを祈るよ。
日本の「技術力」や「企画力」、「調整力」、「発想力」、どれをとっても決して「劣っている」とは思わない。
逆に優れたとこがいっぱいある。
じゃあ何故こんなにも「根本」の違いを感じるくらい「大差」があるのか?
日本のゲーム会社に突きつけられた「難問」
この「難問」を解かない限り「日本のゲームの未来」は無いのかもしれない。
面白い時代だけど、コンシューマゲームにとっては大きな試練だよね。
まあ、頭を使わなきゃってことだ。
今の時代に求められているゲームが何なのか?どうすれば実現できるのか?
決して身近な分かりやすいものに責任を押し付け「原因」にしないでほしい。
何度も言うが、日本の「技術」「企画」「発想」は決して劣ってはいないから。
試練を乗り越え、「日本のゲーム復活」を目指して行きたいね、やっぱり。
by INAFKING
| 2012-06-10 20:07