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稲船敬二(いなふね けいじ) 「ロックマン」シリーズ「鬼武者」シリーズ「デッドライジング」シリーズ等数多くのゲームを産み出してきたゲームクリエイター。


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楽しむ仕事と仲間

仕事をしていると、仲間の有り難さを実感するんだよな。

いろんな案件でコンセプトを考えて一緒に仕事をしている仲間に説明をする。
真剣に聞き入って、真剣に議論に参加してくる。
役割を分担して、仕事をどんどん進めていく。
そして、また話し合う。 彼らが俺のコンセプトをより深いものにしてくれる。

仲間がいて良かったと思う。 俺が考えたものより一層面白いものになっていく。

こんな経験を今まで出来てなかったように思う。
似たような仕事のやり方で、似たようなコンセプトの提示をしてきたと思っていたが、何かが違っている。

みんなが楽しみながら仕事してくれてるのがよく分かる。

仕事って本来こういう気持ちでやるものだと再確認できたよ。

俺も仲間もみんなで楽しめる環境とみんなが主役の関係で仕事しているんだと感じる。 
その中で仕事を楽しめられれば、アイデアは無限に湧きあがってくる。

今進めてるどのプロジェクトも「面白い!」と思える。 自己暗示で無理やり思っているのではなく、とにかくワクワクしながら仕事が出来ている。

なんで今まで出来てなかったんだろう?

きっとやりたくてやっているという感覚じゃなく、やらされているという感覚でいたのかもしれない。 
それに、やらなくてはならないという強迫観念のような仕事であったようにも思う。

このほんの少しの気持ちの違いが仕事の効率に大きな影響を及ぼすから不思議だ。

いっぱい開発人員がいようが、十分な開発期間があろうが、そのことが仕事の「面白い」に直接結びつかないし、ゲームの良し悪しとも直接つながらない。

やっぱり、「楽しむ」ってことの方が仕事にはとてもいい影響を及ぼすことは明白だ。
「楽しむ」ためにやるべきことは、仲間を信頼し、自分だけで何かをするのではなく、仲間と力を合わせて同じ目標に向かうことだと思う。
そうすればどんな時でも仕事に一体感があり、やりとげた時の達成感も大きなものとなるはず。

comcept、intercept の社員はまだ少ないけど、そんな仲間が集まってくれている。
ひとりひとり個性もスキルも表現方法も違っているけど、気持ちは同じ仲間だと思っている。

この仲間と一緒に働いていれば「楽しい」の尽きることはない。
どんなに辛い局面にぶち当ろうと、どんなに大きな壁が目の前を塞ごうとも、きっと仲間の力で乗り越えられると思える。

やっと俺の理想とする環境が整ったよ。

あとはこの仲間に加わる「新しい力」があれば更に楽しくなりそうだ。

4月1日の会社の公開後、いろんな人たちから採用の問い合わせや、一緒に仕事したいという熱いメッセージをもらっている。
思ってた以上に問い合わせが多くてとても嬉しく思う。

新しい仲間と共に楽しい仕事をやれる日も近い。
どんな仲間が加わってくれるのか、とても楽しみで仕方がないよ。

さあ、一緒に仕事を楽しもうぜ。 新しい世界が待ってるよ。
by INAFKING | 2011-04-08 22:44