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稲船敬二(いなふね けいじ) 「ロックマン」シリーズ「鬼武者」シリーズ「デッドライジング」シリーズ等数多くのゲームを産み出してきたゲームクリエイター。


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よどみに浮かぶうたかた

「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。」

学生時代に習った古文。 方丈記、誰が書いたんだっけ?

学生時代は「意味」よりも暗記って感じでただ憶えただけだけど、大人になってその意味というか、そこから感じ取れるものを考えるようになるね。

恐ろしく時代の流れが速い。 じっとしているとあっという間に流されてしまうくらいの激流の中に人間は立っているようなもの。

流れを読んで、常にオールを漕いでいないとその場に留まることすら出来ない。
疲れたとか、しんどいとか言ってたらどんどん流されて行くだけ。

文明の進化は本当に急激すぎたのかも知れない。
その原因は明らかに「コンピュータ」
「コンピュータ」の元は「電力」 電気が生まれたことによって「コンピュータ」が生まれたと言っても間違いはないと思う。

今回の震災で「電力」の大切さと、「電力」の危なさを両方知ることになった。

俺たちがやってる「ゲームビジネス」は「電力」「コンピュータ」無くしてはあり得ないし、その力によって生まれた産業でもある。

急激な進化に必死でついてきた産業。 自分たちもそうだが、先輩たちが死に物狂いで築き上げたと言ってもいい。
そんな産業もあまりにも激しい「ゆく河の流れ」に押し流されようとしている。

オール一本では到底前には進めない位にスピードが増す中、今までに無かったような舟でこの激流を突き進んでいく「新勢力」もいる。

いろんな人に会い、いろんな話を聞けば聞くほど、過去に縛られた考え方を捨て去り、今ではなく未来を常に見据えた生き方をしていかないといけないと実感する。

車を運転する時、常に何十メートル先を見て運転しているのと同様に、3年先の未来を見て(見た気になって)判断、決断するようにしないとね。

人間は常に「慣れ」に安心感を覚え、慣れたことからやっていこうとするが、慣れって過去の自分が経験してきたことだから、慣れたことは「過去」ってことだと思うんだ。
慣れたことに「保険」がかかる時代ではないよ。

常にやったことの無いことや、考えたことの無いことにしか「未来」は無いように思う。

稲船はそんな考え方で、今後も「未知の経験」にチャレンジしていくよ。

3年先に活かせるはずだから。


それにしても「電力」の未来だけは分からなくなっちゃったね。
どうなるのやら。。。
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by INAFKING | 2011-07-30 21:33

どんな判断や!

「開発中止」ってやっぱり悲しいことだよね。

開発に関わったスタッフは面白いゲームを作るために時には命を削って仕事をする。
そんな苦労は頑張って発売まで持ち込むことで報われることが多い。

ゲームが売れるか売れないかは「運」も大きく左右するんで結果よりそこまでの過程の方が大事だと思うんだよね。

作りたくないゲームってのがあってはいけないんだけど、開発していると正直そんなタイトルもあったりする。
でも、ずっと作りたかったタイトルに関われた時、本当にモチベーション高くやる気のみなぎる仕事が出来たりするもんだ。

そんなタイトルが「中止」と判断されたらって思うと本当に悲しくなるよ。

まあ、俺が外野でとやかく言える話ではないけど、頑張ってきたスタッフのことを思うと落ち込むよ。
俺が最後まで責任もって関われなかったことも申し訳なく思うが、俺の力なんて必要ないくらいのスタッフのモチベーションが高いのを知ってただけに悲しい。

俺が言える立場ではないかもしれないが、「よく頑張った」とだけは伝えたい。

でも、今回の経験が今後のゲーム作りに必ずプラスになると思うよ。
何が悪かったのか、何が良かったのか、何をすればいいのか、よく考えて今後に活かしてもらいたい。

俺も独立して半年以上経過したが、この短い期間にも山あり谷ありで本当にいろんな経験が出来てるよ。
経験は積めば積むほど自分自身を大きくしてくれる。

楽しい経験も辛い経験も、どんな経験も受け入れ自分自身の力にしてほしいと思う。

今回の「開発中止」の判断は俺の圏外ではあるが、少しでも関わった身としてはスタッフに伝えたい。

「ごめんなさい」力になれなかったな。。。

はやく気持ちを切り替え、今まで以上に良いゲームを作ってほしいと思う。

それから、今回のプロジェクトに期待をして心待ちにしてくれていたファンのみんなにも。

「ごめんなさい」最後まで関われなくて本当に申し訳なく思う。

俺自身もこのプロジェクトの一ファンとして見守ってきたけど、プレイできなくて悲しいよ。
このプロジェクトのために3DSを買った訳ではないが、せめて体験版やりたかったな。

まあ、少しは夢が見れたよ。

最後に

「スタッフのみんな、本当に有難う。それからお疲れ様でした。」
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by INAFKING | 2011-07-21 00:39

久々のアメリカ

久しぶりにアメリカに行った。

10か月ぶり? 1年は経ってないかな?
ここ10年でアメリカに半年以上も行ってないことなんて無かったと思う。

まあ、旅行って感じだと「久しぶりって言うな!」って怒られそうだけど、仕事ってことでは1年近くもアメリカから離れているってかなり危険だ。

「ゲーム」は世界が舞台。 その中でも「アメリカ市場」はとてつもなくデカイ。
市場だけではなく、制作現場としての北米(カナダ含む)は凄く重要。

今、コンソールゲームでも、ソーシャルゲームでもリードしているのは北米に間違いない。

久しぶりに訪れた「アメリカ」は凄く優しく俺を受け入れてくれた。
昔から付き合いがあった人たちと「個人稲船」で普通に接することが出来た。

「企業人稲船」にしか興味がないのではなく、「個人」でも今まで以上に付き合ってくれるのは嬉しい。

アメリカって日本よりそのあたりは当たり前のことで、とても「個人」を大切にし、「才能」に対してのリスペクトも強い。

独立してからもう半年以上が過ぎた今、そろそろエンジンを全開にしていかないとね。

主戦場は「世界」。  世界中の人々との付き合いを大事にしながら世界中のゲームユーザーに喜んでもらえる作品をしっかりと作っていきたいと思う。

稲船の行動が気になる人にはこのブログはいい情報源だと思うんだよね。
好意的に読んでくれてる人ばかりじゃないのも分かってるけど、これまでの稲船がやってきたことはしっかり継続していきながら新しいことにチャレンジするよ。
あんまり気にしてくれなくても、やることは基本変わらないからね。

日本人とだけしか付き合えないとか、日本に拘るってこともないよ。

日本人として日本の良さをしっかり持ちながら、世界中の人々と力を合わせて「新しいクリエイティブ」を作り上げていくよ。

仕事場が広いのは移動に疲れるけど、その移動を楽しみながら仕事に励むよ。

久々にアメリカに行って、またモチベーションが大きく上がったよ。

楽しい^^
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by INAFKING | 2011-07-15 08:40

出逢いに感謝

人と出逢うたびに考えさせられる。

なにげに出逢ってる人だけど、無意味に無差別に出逢ってる訳ではないと思うんだ。

子供の頃の出逢いって、もしかしたら無意味な出逢いもあったのかもしれない。
たまたま近所に住んでた。たまたま同じクラスだったとか。

しかし、大人になるにつれ出逢いには大きな意味があるように思うんだな。

人と出逢ってもっとも大きな「収穫」ってなんだろう?
俺が感じるのは、自分自身にない「知識」「能力」「考え方」「生き方」を学べることだと思う。

人間にはそれぞれの個性があり、その個性で「生き方」が違ってたりする。
何が良くて、何が悪いなんて「個性」には無くて、とにかく十人十色だ。

大人になって人と出逢う時、自分と違う「色」を見つけた瞬間「お!」と思うことがある。
しかも今までに会ったことのない「色」は特別である。

「出逢い」って世界中にある「色」を何色見つけられるかの「ゲーム」なのかもしれないな。
いろんな色を知ってると自分自身の「個性」に厚みが生まれるような気がするよ。

そしてその出逢いによって自分自身の色が「特別な色」になっていく。 世界に1つしかない「特別な色」を持った人の元に「成功」が訪れるのかもしれない。

不幸にも同じ色しか知らずにいる人や、同じような同系列の色なのにいろんな色を知っているって思っている人もいる。

出逢いはとても大事なものだ。

同じ会社や、同じ業種、同じ土地や、同じ国にずっといたら出逢いのチャンスは限られるよ。
いろんな人に出逢い、いろんな考え方を知り、いろんな生き方を参考にする。
反面教師も必要だし、尊敬出来る人も必要だと思う。

死ぬまでに何人の人に出会えて、何人の個性に出逢えるか。 本当に楽しみだ。

出逢った人は大切にしようよ。 せっかく出逢えたのに全く残らない関係は悲しい。
何年も前に出逢った人から連絡をもらった時、継続って喜びを得られるし、その出逢いによって新たなる出逢いが必ず生まれる。

人生において本当に大事なものの一つが「出逢い」なんだと実感しているよ。

「出逢い」を大切に生きていこうぜ。
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by INAFKING | 2011-07-08 09:11

ゲーム業界危機一髪?

ニュースで見たけど、ゲームソフトの売り上げが酷いことになっているね。

前年対比で20%も落ち込んでいるらしい。
ゲームハード、ソフト含めた今年上半期の市場規模も2000億円を下回ったとか。

もちろん国内市場ね。

3月に震災があったからある程度仕方がないって部分もあるけど、さすがにそれだけでは見過ごせない数字だと思う。

何年も前から警告してきたけど、とうとう数字の上でもハッキリと出てきた感じだよね。

6月に行われたE3ショウでも日本勢の劣勢は一目瞭然だったし、いろんなゲーム関係者からも日本の特別扱いは終わったという言葉を耳にした。

ゲームにおける日本のメーカー及び開発者のシード権は無くなり、これからは予選から挑戦して勝ち進まなくてはいけないということ。
そうなると本当の意味での実力勝負の時代が来たんだよね。

過去の栄光も、メーカーの名声も、開発者のブランドすら無意味になっているのかもしれない。
もちろん無名よりは有利には戦えるだろうが、安心材料にはならないと思う。

俺にとっては望むところだと言いたいし、その気持ちで今も昔も戦っているので、今更戦略の変更はいらないけど、多くの日本のゲームメーカーは戦略の見直しを余儀なくされるだろうな。

ここから2年、ゲーム業界は今までにない大きな変革期を迎えると俺は思っている。
ゲーム業界の図式がビックリするほど変わってしまうかもしれない。

変革は必然で訪れるもの、変革なくマンネリで進む世の中は良いとは思わない。
大きな変革の度に企業はその変化にしっかりと対応していかないと生き残ってはいけない。
変化に順応できる能力をもった柔軟な企業だけが永く続く企業なんだと思うよ。

人間の同じ。 歳をとると体も頭のそして心まで硬くなってくるもの。 
いつまでも柔らかい考え方で常識や過去に縛られない気持ちでいることを心がけたいものだ。

ゲーム業界、俺にとっては、益々面白くなってきたね。 

ワクワクするよ^^
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by INAFKING | 2011-07-02 16:57