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稲船敬二(いなふね けいじ) 「ロックマン」シリーズ「鬼武者」シリーズ「デッドライジング」シリーズ等数多くのゲームを産み出してきたゲームクリエイター。


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あの頃のゲーム作り再び。

MIGHTY No.9 の発表から約4か月。

先日、開発元のインティクリエイツからプレアブルビルドが上がってきた。
年末にもファーストプレアブルが上がっていたんだけど、画面上にBECKが出て動かせる程度だったので、プレイイメージはまだ湧かなかった。

今回のビルドは、BECKが自由自在に画面上を駆け抜け、仮セットされた敵を撃破できた。

開発の責任者という立場を忘れてBECKを夢中で操った。

懐かしい。

まだ俺が20代前半のころ、キャラデザインを担当し、ドットでキャラを制作、プログラマーに提出してプログラムが組みあがるの待って、テストプレイ。
思い通りの動きでなければプログラマーと話し合う。
あの感覚に近いものがあった。
しばらく忘れかけていた感覚。
たくさんのスタッフが関わるゲームだと俺のところに回ってくるのはかなり完成度が上がった状態。 イメージ通りかはディレクターとの話し合い時に確認しディレクターにある程度任せてある。
今回はちょっと違う。 もちろんディレクターを立てているが、明確なイメージは俺が一番強いし、俺が考えるマイティが全てだ。 そこにディレクターの意見や個性を混ぜ込む。
もちろんこのプロジェクトに参加してくれているキックスターターの支援者のみんなの意見もね。

素晴らしく出来の良いプレイヤーBECK を動かしていると、いっぱい欲が出る。
もっともっと完成度を高めたい。 もっと新しいアクションを組み込みたい。

作りたいゲームが作れる。 作りたいヒーローを生み出すことが出来る。
とにかくワクワクする。 とにかく楽しい。

いい意味でみんなの期待を裏切る自信がある。
みんなが想像しているゲームの上をいく作品。 みんなが新しさを感じてくれるレトロアクションが作れる。

ゲームらしいゲームの楽しさを忘れてしまっているゲーマーの目を覚ますような作品になればと思っているよ。

これこそが「ザ・アクションゲーム」だという作品目指して頑張ってるよ。

スタッフのモチベーションが高いって、本当に有り難い。
良いゲームが作れる環境が整っているし、俺自身の思い入れも半端ない。

バッカーの期待を裏切る訳にいかないし、キックスターターのプロジェクトとして絶対に成功させ、インディゲームディベロッパーの希望にならなきゃいけないからね。

プレッシャーも半端ないが、本当に楽しい。

あの頃のゲーム作り再び。 良いもんだ。
by INAFKING | 2014-01-28 16:55