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稲船敬二(いなふね けいじ) 「ロックマン」シリーズ「鬼武者」シリーズ「デッドライジング」シリーズ等数多くのゲームを産み出してきたゲームクリエイター。


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アルバイトの経験

高校生の息子が「アルバイト」したいと言いだした。

もうそんな歳になったのか。 そう思うとなんだか昔の自分を思い出した。

「アルバイト」 俺もいろんなアルバイトをやってきた。

初めてのアルバイトは小学校の5年生。
新聞配達のアルバイトをやった。 さすがに朝刊は無理なんで夕刊のみだったけど毎日やってた。

今は小学生が働いていいのかわからないが、俺の時代にはOKだった。

2年近く働いたと思う。 雨の日も風の日も学校から帰ったら新聞屋に行って新聞を受け取り、数十件の家に届けた。 玄関先までの庭にいる番犬に怯えながら頑張って配ったもんだ。 一度秋田犬に脚を軽く噛まれて大急ぎで家に帰ったこともあった。
そのアルバイトで稼いだお金でラジカセ(当時は高価だった)を買ったことを記憶している。

高校生になって引越しのアルバイトをした。
本来は引越しセンターは大学生以上でないと採用しないのだが、親父が運輸関連の会社で働いていたこともあり、その運送屋の引越しセンターにコネで雇ってもらった。
お風呂が3つもある大豪邸の引越しから、エレベーターのない団地の5階の引越しまで、いろんな家の引越しをやらせてもらった。 何が重くて嫌かって冷蔵庫や洗濯機より「布団」だった。 あれは思った以上に重くて持ちにくいのに独りで運ばされる。 今は羽毛布団が主流だから軽いと思うが、当時は真綿の布団が多かったからね。

高校卒業後専門学校に入るまでは主にアルバイトをしていた。 当時はそんな言葉なかったけど、今で言うフリーターだね。
いろんなバイトをしたよ。

その頃、大ヒットした一眼レフカメラ「ミノルタα7000」のレンズ工場の生産ラインで働いたこともあった。
ベルトコンベアの横に座って、流れてくる製品に部品を組み込んだ。
パートのおばちゃんと中卒で働いてる若い女の子たちに囲まれて仕事してた。
学生とは違うコミュニティがあって楽しかった。

警備員のバイトもした。 新装開店のパチンコ屋の駐車場整理や、場外馬券場の人の誘導、大阪府立体育館で行われるプロレスやボクシングの場内整理。 毎回違った現場で本当に面白かった。

デイリークィーンというハンバーガー屋でアルバイトしたこともあった。
ハンバーガーやソフトクリームを作る仕事や接客も経験した。 忙しい時にどう客をさばくかを経験出来たことは本当に良かったと思う。

しかし、結構いろんなバイトをしてきたんだなって思うよ。

お金を稼ぐのって大変だけど、いろんなことをやって楽しいって思えたらそれほど難しいことではない。
アルバイトの経験は人生には大きな「財産」になることが多いと思うんだな。

俺が経験出来た「バイト」も「出会い」も本当に大きな「力」になっていると思う。

息子もいろんな「バイト」でいろんな「経験」を積んでもらいたと思うよ。

楽な仕事はない! ただ楽しい仕事は多いよ。

頑張れよ息子!
by inafking | 2011-12-27 22:24